2012年11月07日
知ろう!使おう!二千円札!
おきなわワールドです。
突然ですが、皆様の財布には二千円札入ってますか?
沖縄県内では二千円札の流通量が増えています。
二千円札発行高推移等(PDF,387KB)

沖縄県では、県民にむけて利用促進を呼びかけています。

~ 二千円札は県民みんなの財産です ~
県民一人ひとりの取組み(例)
・①県民として②千円札を③枚ずつ持つ運動
・二千円札優先払出しATMの活用
・買い物での利用
・会費・参加費での利用(模合・会合など)
・祝儀での利用(結婚祝い・新築祝い・入学祝い・お年玉など)
・県外出張・旅行の際の二千円札持参
(沖縄県ホームページより)
二千円の事を知ってみよう。
那覇市首里・守礼門をモチーフとした二千円札は
西暦2000年を記念に誕生しました。
沖縄をモチーフとした紙幣が発行されたのは史上初めてのこと。
九州・沖縄サミットの開催と併せて、県民の誰もが
「二千円札の発行」という吉報に沸き立ちました。
新紙幣の発行ということで当初は順調に流通が進みましたが、
ATMや自販機など利用環境整備の遅れなどから、近年では
全国的な流通の停滞が報じられる状況にあります。
二千円札のデザイン
守礼門は沖縄の観光名所である首里城の城門のひとつです。
この門は琉球王国尚清王(在位1527~1555年)の時代に創建されました。
当時の琉球は礼節を重んじる平和国として知られており、
「守礼之邦」と書かれた扁額(へんがく)が掲げられています。
守礼門は、1933年に国宝に指定されたあと、第二次世界大戦で
焼失しましたが、1958年に復元されました。
現在、首里城や数々の城跡は「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」
として世界遺産に登録されています。
二千円札は、平和を願う沖縄の人々の心の拠り所として復元された
守礼門が描かれていることから、平和希求のメッセージ性を持つ紙幣
(平和希求紙幣)と言われています。
二千円札の裏面には、紫式部の肖像画とその代表作である
源氏物語の第三十八帖「すずむし」の詞書 (PDF,265KB) と
絵巻が印刷されています。
紫式部は平安時代(794~1192年)の中期の作家・歌人で、
「あはれ」で象徴される源氏物語は11世紀初めの作品です。
源氏物語は光源氏を主人公として、戦も少なく、平和な時代に
おける貴族たちの日常が書かれています。
二千円札に描かれている「詞書」は、「すずむし」の帖「その一」で、
八月十五夜の夕暮れ時、女三の宮が庵で仏に念珠し、側の尼たちが
仏に具える花や水などの仕事を忙しげにしているところへ、光源氏が訪れ、
暫く鈴虫、松虫の談義をし、互いの断ち切り難い想いを歌で交わすというものです。
一方、「絵」は、「すずむし」の帖「その二」において、同日の夜、光源氏が冷泉院から、
十五夜の月を一緒に見たいとの呼び出しを受け、上座(絵の左側)に冷泉院が、
下座(右側)に光源氏が座り、親子対面をする場面を表しています。
なお、二千円札に描かれている絵は国宝に指定され、五島美術館に所蔵されています。
(日銀那覇支店より転載)
二千円札の流通は沖縄から!
沖縄で広まっている流通促進。県内の金融機関や観光関連にて
ステッカーやポスターを見る事ができます。
二千円札流通促進ポスターはこちら!
y2k_pos.pdf ( 275,821 byte )
(財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー)
首里城公園管理センターからお知らせ
「守礼門」保存修理工事について
「守礼門」全体が'虫食い状態'であることが確認され危険と判断されました。
文化財保護のため、このたびの緊急的工事を行う運びとなりました。
【工事期間】 平成24年11月5日(月)~平成25年3月31日(日)まで ※予定
(首里城公園ホームページより)
〇沖縄旅行の思い出に二千円札を身近に持つ事をおすすめします♪
おきなわワールド 公式フェイスブック
「いいね!」をお願いします。
(おきなわワールドHPへ戻る)
--------------------------------------------------
こちらもチェック!
↓
ブログ「やんばる山だより。」
http://sekirinzan.ti-da.net/
知られざる沖縄のパワースポット「大石林山」。
聖地アシムイと呼ばれ、数々の神話が伝わるこの地から
日々つれづれお届けしています。
(ヤンバルの森を楽しみたい方はクリック!)
--------------------------------------------------