2020年02月21日 12:51
こんにちは!
先日、機織り工房の前でこんなやり取りが。
「きれいにできたねー」
「こんなん誰でもできるよー」
「〇〇ちゃん起用やー」
「△△ちゃんもやってみー」
と、関西弁でなんですが、違ってたらごめんなさい。
テレビ見たことあるような、おばちゃんのやり取りにちょっとニヤけてなんだか楽しくなりました。
心の中で『体験って素人でも上手にできるから、すごさが解り難いんだなー』っと・・・。
私も工芸体験で何か作ったときは、同じ気持ちになります。
しかし工房の人たちに裏話的なことを聞いたりすると、ものすごく綿密で繊細な技術の結晶があり、
その技術があって『素人でも上手にできる』と勘違いしそうになる体験作品ができるのだと感心させられます。
その話の中の一つで機織りの設計図です。
よく見えないので、アップの画像です。
青い帯のような模様の下は、こんな感じで文字や数字がぎっしり!
この通りに織るとこの作品になります。
設計図があることにも「えっ!」と驚いたのですが、6,7年前に大作の設計図を見せてもらった時は衝撃でした。
A1くらいの大きい紙に、とっても細かく、図や数字や暗号のようなものがぎっしり
その図は、企業秘密と言われ写真は撮れませんでした。
他にも紅型の型の作成技術とか、陶器は体験後も大変!焼いて完成するまでの話とか。
いろんな工房からたくさんの情報もらって、勉強になりました。
そのお話もいつかできたらいいなぁ・・・。
おまけ!
この図面は、テレビのドラマ?だったかな?
その時に使用するので、写真のみで再現してと頼まれた時の設計図だそうです。
見ても、さっぱり解らないですね。
ではでは、ひがでした。